ORC2時間耐久 GPクラス
2005/10/09
天候:晴れ
気温:24℃


レース後の全体撮影


2回目の登場ORCペースカー。屋根のパトライト、ヘッドライト、テールランプが点滅するとです。

以下出場チームの紹介。


優勝候補のチームおんべこの面々。「一人遅れて来ます。」


TEAMウィングwithダウンローズの方々。豚汁ご馳走様でした!


遠隔操作協同組合のみなさま。最多の6名エントリー。組合長の右手には既に・・


THサービスの方々。「息子のデビューレースに耐久を選びました。」

夏のEPクラス4時間耐久レースから約1ヶ月半。GPクラスの2時間耐久レースが10/9に行われた。9/4→9/25と雨のため延々になっていたのだが、当日は早朝から晴天に恵まれ無事開催できた。
参加チームは4組。重量とパワーのあるGPカーで支給の燃料を使い支給の2台分のタイヤを2時間持たせなければならない。またレース途中に受信機用バッテリーの交換を義務付け安全面にも配慮、さらにレース中30分ごとにトップチームはビールかコーラの一気飲みをしなければならないなど、レースを楽しめる要素満載のレギュレーションによって争われた。

スタート前
ORCから登録ドライバー全員にドリンクのサービス。
その一杯で勢いづいたのかスタート前からバンバン飲み始める各チーム。一瞬管理人もレースのことを忘れそうになったが思いとどまり、コントロールプラクティスを開始。開始4分、まずはTEAMウィングwithダウンローズが走り始める。まずまずな仕上がりを見せベストラップ21.660を含め、30分間で34周を走る。続いて9分THサービスがコースイン。今回レースデビューの山崎裕也選手だか安定した走りを見せる。結果ベストラップ21.290を含む21周をこなす。ほぼ同時にコースインした遠隔操作協同組合は練習なのに飛ばす。ベストラップ19.420を含む26周。しんがりで登場は優勝候補の一角、チームおんべこ。ベストラップ20.540、21周とレースに向けタイヤを温存する。


スタート〜30分
スタートはバッテリーを外した状態からのルマン方式。いち早く飛び出したのはTHサービスTEAMウィングwithダウンローズ。トップのTHサービスが5周した頃に遠隔操作協同組合チームおんべこがほぼ同時にスタートする。追い上げを開始する遠隔操作協同組合チームおんべこは6分後には3周差にまで詰めるが、小さなミスが両チームとも多く、コンスタントにラップを刻んでいくTHサービスとの差はなかなか詰まらない。一方TEAMウィングwithダウンローズは謎のエンジン不調によりペースを上げることが出来ず徐々に遅れていってしまう。
タイヤに熱が入ってきたチームおんべこは21秒台を連発しTHサービスの背後が見え始めた。が、17分過ぎ、マシントラブルで急遽ピットインしてしまう。この間に遠隔操作協同組合が2番手に浮上。しかし、遠隔操作協同組合もまた激しいクラッシュでピットインを余儀なくされてしまう。3分のピット作業から復帰したチームおんべこが再び2番手に浮上すると、一時20周近くあったTHサービスとの差をジリジリ詰め、11周差になったところで30分を迎える。2位争いのトラブル中に周回数を稼いだTEAMウィングwithダウンローズ遠隔操作協同組合との差を9周まで追い上げた。




30分をトップで迎えた
THサービス。スパードライの一気です。スタート前から数えると何杯目でしたっけ?(笑)


一発の速さを見せる遠隔操作協同組合。だが。。

30分〜1時間
レギュレーションでは、30分ごとにトップのチームはスパードライかコーラの一気飲みが課される。ここで一気飲みをするのはTHサービスの佐々木洋選手。セレクトはもちろん?スパードライ。おいしそうに飲み干し再びコントロールスタンドへ駆け上った。
この一気の間に周回差も一気に詰まった。THサービスの背後6周にはチームおんべこ。その7周後ろには遠隔操作協同組合が。ラップタイムで上回る、チームおんべこ遠隔操作協同組合だが、大小のミスが相次ぎTHサービスとの差を徐々に詰めるのだが抜くまでは至らない。状況の変わらぬまま、50分を過ぎようとする頃、遠隔操作協同組合にマシンを破損させるクラッシュ発生。その復旧に5分近くを要しトップ争いから脱落。まもなく、1時間という58分。とうとうチームおんべこTHサービスを捕らえトップに踊る出る。ラップあたり1秒速いチームおんべこはその差を徐々に離しに掛かるのだが・・・・・・・




トップチーム一気中のチームおんべこの大友友則選手目が細くなってます。

チームおんべこの大友友則選手が一気してる間に義務ルーティンのバッテリー交換とタイヤ交換を行うTHサービス

1時間〜1時間30分
トップチーム一気はチームおんべこの大友友則選手。セレクトはコーラだ。2回目のトップチーム一気は2杯になる。1杯目は軽々と飲み干したが2杯目はさすがに苦しそうだった。
ふと作業エリアに目をやるとなんとTHサービスがその間を利用して義務ルーティンであるバッテリー交換とタイヤ交換を行っている。一気を終えコントロールスタンドに駆け上がる大友友則選手。1周遅れでコースに復帰したTHサービス。この時間帯に来てレースはヒートアップ。チームおんべこは次の給油のタイミングでタイヤ交換を実施。その間にTHサービスが再びトップに。しかし、やはりラップタイムで上回るチームおんべこにコース上で交わされてしまう。徐々にチームおんべこはリードを広げていくが、思わぬ落とし穴が待ち構えていた。義務ルーティンのバッテリー交換を77分より開始するが、その際、計測ポンダーのケーブルの処理を誤り地面にする状態でコースへ復帰。当然、ケーブルは断線してしまう。電源の絶たれたポンダーでは計測できず、気付くまで2分を無駄にしてしまう。しかし次のトップチーム一気は3杯なだけにまだまだレースの行方はわからなかった。



1時間30分目の一気。THサービスの山崎幸一選手。これは2杯目のスーパードライですね。テーブルの上にはもう一杯コーラがスタンバイ中。


THサービス
を追い上げるチームおんべこ。最後までレースの行方はわからない。


最後の集中力を振り絞るドライバーたち。ゴールはもうすぐ。

1時間30分〜ゴール
トップチーム一気はTHサービスの山崎幸一選手。選択はコーラ→スーパードライ→コーラ。3杯を飲まなければならない。見ているほうは楽しませて頂けるが本人は相当苦しそう。後ろから追い上げてくるチームおんべこのおかげで味わっている暇も無さそうだ。何とかチームおんべこが8周している間にコース復帰を果たす。
THサービスチームおんべこの周回差はこの時点で8周。どちらもベストラップを更新する走りでゴールを目指す。THサービスチームおんべことの差を徐々に詰められるが、ミスを嫌う丁寧なドライビング。最後まで集中力を切らさない。

そして感動のゴール!栄光のトップチェッカーをTHサービスが270周2:00'01.450"で受ける。
2位はチームおんべこ 265周2:00'20.980"
3位は足回りの補修に追われた遠隔操作協同組合 237周2:00'01.910"
4位はスーパーチャージャー+クロスミッションの不調に泣いたTEAMウィングwithダウンローズ 137周2:00'17.450"
であった。



1位 THサービス
右前、デビューウィンを飾ったから山崎裕也選手、右中の山崎幸一選手、右後の佐々木洋選手
&ピットクルーの方々


2位 チームおんべこ
レースの盛り上げ役でした。
後左から斎藤祥拡選手、遠山篤選手、斉田信治選手、大友友則選手
&ピットクルーの方々


3位 遠隔操作協同組合
前左から宮内学選手、板林美弘選手、佐藤泰満選手、後中の佐々木善幸選手、後右の加藤勇選手
&ピットクルーの方々


4位 TEAMウィングwithダウンローズ
左から三浦康裕選手、佐々木桂選手、鈴木秀明選手、一番右の曽根政弘選手
&ピットクルーの方々
ボンネット上のエンジンが不調でした。。


皆様お疲れ様でした!

景品
プロトフォーム社製ボディ各種 計4枚
ベストラップ賞、一日走行券。チームおんべこ大友友則選手19秒59


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