ORC第6戦
2005/09/18
天候:晴れ
気温:29℃

540クラスリザルトORCクラスリザルト
23tクラスリザルトGPクラスリザルト


第6戦は朝から快晴に恵まれ21名参加者により行われた。今回も5名が初参加してくれた。
シリーズ戦も残すところ3戦。540クラスは早くも上位2名にシリーズチャンプ争いが絞られ、混戦のGPクラスではポイントリーダーの大友友則選手の欠場で更なる混戦が予想されるだけに、この一戦は非常に重要となる。

540クラス予選
540クラスは6名がエントリー。うち2名が初参加。
4戦連続優勝中の中鉢和良選手、昨年度シリーズチャンプの鈴木俊太郎選手が参戦し白熱したPP争いを展開する。1ラウンド目、スタートから快調に飛ばす中鉢和良選手が20周の大台に乗せトップゴール。PPに大手を掛ける。2ラウンド目、鈴木俊太郎選手が追い上げを見せバックマーカーの処理でミスをした中鉢和良選手を交わしトップゴールするが周回数で及ばず、予選2位となった。3番手には2ラウンドで猛チャージを見せ19周に入れてきた曽根政弘選手が入った。初参加の佐々木桂選手、三浦康裕選手も安定した走りを見せた。

23tクラス予選
23tクラスは2名がエントリー。武田剛志選手は初参加となる。
前戦ではまともに走ることの出来なかった中鉢伸雄選手だったが、今回はマシンのメンテナンスをして来たようで1ラウンド目からコースレコードラップを更新する走りで17周して来た。一方武田剛志選手は慣れないコースレイアウトとマシントラブルに苦しみ、なかなかペースを上げることが出来ない。2ラウンド目も14周に留まり中鉢伸雄選手のPPとなった。

GPクラス予選
GPクラスには14名がエントリー。うち2名が初参加。
540クラスでPPの中鉢和良選手がこのクラスでも快走を見せ、斉田信治選手とのPP争いを展開。2台とも16周に入れるがバックマーカーの処理に手間取った斉田信治選手を中鉢和良選手が振り切りPPを獲得。一方Aメイン争いは激しいものとなった。7位までが15周を周回。タッチの差で佐々木明選手がBメイン落ちとなった。親子3人で参加で今回初参加の草野父選手は終始安定した速さを見せなんと予選3番手を獲得。宮内学選手はマシントラブルに泣きBメインからの巻き返しを狙うこととなった。

ORCクラス予選
ORCクラスには3名がエントリー。佐々木明選手はバッテリーの充電が間に合わず決勝3番手からのスタートとなった。
参加者不足で急遽参戦が決まった中鉢伸雄選手は23tクラスで走らせたマシンのタイヤとモーターの交換、ピニオンを1枚上げただけで走ることとなった。初めてのORCクラスマシンでの走行であったがタイヤのグリップは十分でモーターも適度な速さを持っているので余裕を持ってコースを周回することが出来るようだ。タイムは23tクラスの2秒落ちくらいになった。鈴木秀明選手のマシンは若干ギヤ比がロー気味でストレートスピードが稼げないようで。徐々に中鉢伸雄選手に離されてしまう。結果、コースレコードラップを記録した中鉢伸雄選手が15周しPP。鈴木秀明選手は14周で決勝での巻き返しを狙う。


540クラス決勝
スタートこそ大きな混乱は無かったがインフィールドでトップの中鉢和良選手から4位の佐々木桂選手までを含むクラッシュ発生!この混乱をトップで抜け出したのは鈴木俊太郎選手だった。2位には1/4周ほど離されて中鉢和良選手。曽根政弘選手は一気に5位まで順位を落としてしまう。トップを走る鈴木俊太郎選手は攻めの走りで逃げるが、攻めすぎでミスを連発。逆に中鉢和良選手との差を詰められてしまった。そしてとうとう間もなく4分を経過しようとしたところで交わされてしまう。スタートでのクラッシュで5位まで転落した曽根政弘選手であったがすぐにポジションを回復する。しかし残り2分というところで再クラッシュ!替わって初参加の佐々木桂選手が3位に順位を上げる。その後再追い上げを開始した曽根政弘選手は残り1分というところで再逆転。3位でゴールを受ける。中鉢和良選手は結局全車をラップして優勝した。2位の鈴木俊太郎選手はスタートのラップをショートカットしていたためそのラップを抹消。それでも2位を獲得している。
今回の優勝で中鉢和良選手はシリーズポイントで2位以下に大きく差を付けることとなった。


23tクラス決勝
スタート後のバックストレートエンドのコーナーでインに引っ掛けた中鉢伸雄選手だったが何とか順位を死守。しかし4ラップ目同じコーナーで再度ぶつけてしまいリアサスペンションを壊してしまう。ピットインして修理をしているとなんと武田剛志選手もピットイン!こちらも足回りにダメージを負っていた。しかし、武田剛志選手はすぐにコース復帰。中鉢伸雄選手との間に大きなアドバンテージを築く。2分半のピット作業でコース復帰した中鉢伸雄選手はコースレコードラップを交え猛追を開始。しかしその差は絶望的なものだった。決着が付いたかと思われた4分過ぎ、なんと武田剛志選手のマシンが突如スピードダウン。バッテリーにトラブルを抱えてリタイアしてしまう。何とかコースに留まることが出来た中鉢伸雄選手が優勝し、シリーズポイントでもトップとなった。

GPクラス決勝
Bメイン
8台でのBメイン決勝となった今回、序盤からレースは大荒れとなる。オープニングラップをトップで帰ってきたのはなんと7位からスタートの宮内学選手であった。しかしバックストレートエンドのコーナーでクラッシュっ!一気に5位まで順位を落とす。替わってトップになった斉藤祥拡選手だが、こちらもミスでトップを佐々木明選手に奪われる。さらにはトップを走行中の佐々木明選手にも不幸が訪れ、マシントラブルによるピットインを余儀なくされてしまう。ここでトップになったのは予選中計測器の取付位置不良による計測ミスでBメインに沈んだ鈴木秀明選手だったが次の周、草野宏太選手がパス!その後レースが落ち着きそのままトップゴール勝ち上がりを決める。残された勝ち上がりの座を斉藤祥拡選手と鈴木秀明選手で争うこととなったが、ミスの少なかった斉藤祥拡選手が10秒差で2位となった。
草野宏太選手が勝ちあがったことで草野親子がAメインで全員3台とも争うこととなった。

Aメイン
現在シリーズポイントトップの大友友則選手不在のこのレースで優勝し一気に逆転し差を広げたい中鉢和良選手がPPからスタートダッシュ。1回目の給油の頃には全車をラップする走りでトップをひた走る。2位以下は混戦模様。初参加であり草野兄弟の父である草野父選手と斉田信治選手の2位争いに三浦和栄選手とBメインからの勝ち上がり兄の草野宏太選手が僅差で追いかける展開となった。2位を走行中の草野父選手と斉田信治選手が絡んだ隙に草野宏太選手が2位にあがるが、給油後ペースを落とし草野父選手と斉田信治選手、三浦和栄選手に次々に抜かれる。再度 草野父選手と斉田信治選手の2位争いとなったがここで草野父選手痛恨のミス!一気に楽になった斉田信治選手選手であったがトップの中鉢和良選手との差は既に2周ほどで、逆転するには厳しい差である。しかしレースはこれでは終わらなかった。ラスト1分という頃、コース上に見慣れない丸い物体が突然現れた。何かと思えばなんと中鉢和良選手のフロントタイヤがホイールから脱落し転がっていたのだ。逆転を諦めず好タイムを連発していた斉田信治選手がこの間にトップに躍り出る!さらに三浦和栄選手も中鉢和良選手を交わし2位に。中鉢和良選手は3位でコースに復帰しそのままゴール。斉田信治選手が嬉しい初優勝を決めた。
シリーズポイントでは中鉢和良選手がトップに2位以下は混戦で板林美弘選手、斉田信治選手、大友友則選手と続く。




ORCクラス決勝
各車綺麗なスタートを決め淡々とレースが進む。トップの中鉢伸雄選手はレース中にも予選でマークしたコースレコードラップを上回るタイムを連発。ついには19秒台を出し始める。結果全車をラップしてトップゴール。2位争いをしていた鈴木秀明選手と佐々木明選手であったが途中2台で絡み、佐々木明選手がピットイン。これで勝負あり。2位鈴木秀明選手、3位と佐々木明選手なった。シリーズポイントでは鈴木秀明選手がトップとなった。

各クラストップ賞 一日走行券(540クラスは前年度勝者のためソレックス32Rとした。)

抽選会
プロトフォーム社製ボディ各種系 計5枚
各社タイヤ 計4組
シミズホイール 計3台分
パーツクリーナー 計2本
ライドエアインテークダクト
zippoオイルライター
その他


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