ORCカーペットレース第1戦
2005/12/18
天候:雪
気温:5℃(室内)

540クラスリザルトORCクラスリザルト
走行中の動画(7,502kb)



平成17年12月18日。構想から1年、いよいよカーペットレースが実現した。参加者の協力の元、体育館一面に敷き詰められたカーペットにディッシュパイロン等、徐々に雰囲気が出てきた。先月末から降り続いた雪でORCサーキットは既に雪の下になってしまっただけにカーペットシリーズ開幕戦を待ちわびていた方も多いようだ。当日は1週間以上前から居座りつづける寒気団の影響であいにくの吹雪模様だがそれでも12名、13エントリーの参加者にお集まり頂いた。今回は開幕戦記念としてカーペットでは定評のあるタイヤ、シミズのG32を1組もれなく進呈したが、皆、そのグリップ力には驚いたようだ。とりあえずは付属のインナー、シミズのホイルで組んでもらうのがはずれが無い。シリーズ戦が進むにつれノウハウが蓄積されていくだろう。今後のレースでも特価(シミズG32、552円/G32、G25インナーメッシュ、788円/ディッシュホイル、237円/ソレックス20R、838円)で販売するのでご利用願いたい。23tクラスは参加者が少ないため希望者はORCクラスに移行してもらったが、27tモーターでも十分スリリングなコースレイアウトで参加者皆楽しめたようだった。

540クラス予選
今回から8分1回で決勝のスタート順を決める方法に変更された予選。畑中俊昭選手、 清野 誠選手が山形から初出場。全6名の参加者で競われた。テクニカルなインフィールドとストレートエンドからの高速コーナーでレイアウトされたコースに皆てこずっているようだったが、周回が進むにつれ抜きつ抜かれつの展開となったいった。ORCレース年間王者の中鉢和良選手がやはり速いが、畑中俊昭選手もミスの少ない走りでその背後を伺っている。しかしベストラップで1秒以上違うだけにどうしても追いつけない。結果、中鉢和良選手が逃げ切りPPを獲得する。2番手は畑中俊昭選手、ORCシリーズ第7戦で3位に入賞した佐々木桂選手が3番手につける。

23tクラス予選
斉木力選手、武田剛志選手がエントリー予定だったがORCクラスに編入してもらった。

ORCクラス予選
全7名のエントリー。タイヤはG32+付属インナーをコントロールタイヤとして、モーターはいつものヨコモProStock27t。スタートから中鉢伸雄選手が抜け出す。3番手以下をラップするハイペースで逃げを見せるが3分過ぎにバッテリーダウン。バッテリー交換を行っている間に最下位に転落する。04シーズン540チャンプの鈴木駿太郎選手と05シーズン540チャンプの中鉢和良選手のPP争いとなる。ベストラップで上回るが鈴木駿太郎選手であるがミスが多く、中鉢和良選手との間に絶対的なマージンを築くに至らない。中鉢和良選手も細かいミスでペースをあげられない状態が続く。そのまま8分経過し、鈴木駿太郎選手が全車ラップでゴール!と思われたがショートカットラップがあり1ラップ削除。これで僅差となり、PPの行方がわからなくなった。集計の結果、それでも中鉢和良選手より3秒ほど上回り鈴木駿太郎選手がPPを獲得。中鉢和良選手が2番手、斉木力選手が3番手となった。

540クラス決勝
今回のカーペットレースは3ラウンドの決勝が行われそのうちのベストタイムで最終順位が決められた。ラウンド1目から中鉢和良選手と畑中俊昭選手の一騎討ちが始まる。バックマーカーの処理が抜群にうまい畑中俊昭選手がラップで上回る中鉢和良選手と抜きつ抜かれつの白熱したレースを展開する。1ラウンド目はゴールまで結果のわからない状態だったが、3秒届かず畑中俊昭選手が先にゴール。中鉢和良選手がトップゴールを決める。2ラウンド目も同様でスタート直後から中鉢和良選手と畑中俊昭選手がデットヒート。しかし中鉢和良選手リードを広げた4分前、バックマーカーとのクラッシュによりリア周りに重度のダメージを負い、リタイアとなってしまう。このチャンスにペースを上げたい畑中俊昭選手であったが1ラウンド目の周回タイムを更新できずに終わってしまう。迎えた最終ヒート。気温が下がりグリップが低下し始めた。スタートから抜け出した中鉢和良選手が渾身のアタックでベストを更新。一度もトップを譲り渡すことなくゴール。開幕戦ウィナーとなった。2位には終始安定した走りだった畑中俊昭選手。3位は混戦のセカンドグループを征した佐々木桂選手が入った。



ORCクラス決勝
第1ラウンド、スタート直後の第1コーナーはマルチクラッシュをうまく交わした鈴木俊太郎選手、中鉢伸雄選手がリードするが、後にショートカットと判定されラップ削除のペナルティを受ける。ジャンプアップしたのは7位スタートの佐々木明選手だった。スタート後3週で2位につけると2分半でトップにたつとそのまま逃げ切りトップゴール。2番手を走っていた中鉢和良選手は6分過ぎにリタイア。代わって2着にはペナルティが無ければトップゴールだった、中鉢伸雄選手。3番手には斉木力選手が入った。第2ラウンドもスタート直後にマルチクラッシュ。うまく交わした武田剛志選手がトップで帰ってくる。しかし、1分半に鈴木俊太郎選手、中鉢伸雄選手に交わされ佐々木明選手との3位争いを行うことになる。お互いにミスの多い中2度3度と順位を入れ替える激しいトップ争いを繰り広げる鈴木俊太郎選手と中鉢伸雄選手であったが5分半に鈴木俊太郎選手のミスでトップに立ったまま中鉢伸雄選手がトップチェッカーを受ける。そしていよいよ第3ラウンド。スタートで鈴木俊太郎選手と中鉢伸雄選手が抜け出すもののストレートエンドでこの2台が接触。鈴木俊太郎選手のコース復帰を待った中鉢伸雄選手は最下位まで転落する。トップは中鉢和良選手。ファステストを連発する快心の走りでトップを独走する。結局その後ゴールまでトップを譲らず、コースレコードを樹立し、優勝を決めた。2位には他車との接触でペースが上がらなかったものの巧みなレース運びを見せた佐々木明選手。3位にはあきらめずに追い上げた中鉢伸雄選手が入った。



各クラストップ賞 シミズG32

抽選会
シミズG32
シミズホイール
パーツクリーナー


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