ORC第6戦
2007/9/16
天候:晴れのち雨のち晴れ
気温:28℃

35tクラスリザルトORCクラスリザルト
ORCクラスリザルトGPクラスリザルト





朝はきれいに晴れ渡り、絶好のレース日和かと思われたが10時頃から突如の雨。しかしその後天候は回復し、無事にレースを消化できた。20人28エントリーで争われ、各クラス白熱したレースが繰り広げられた。

35tクラス
予選
8人がエントリー。岡崎祐一選手が初参加。今回は優勝数で並ぶ高橋輝和選手と畑中俊昭選手がレースに参戦する。ともに+120gのウェイトを積む。第1ラウンド。初レースとは思えぬペースで岡崎祐一選手が7周をマーク。ラウンドベストのラップもマークする。しかし大きなミスがなくそれをも上回るペースで狩野和之選手が走りきりラウンドトップでゴール。2ラウンド目は各選手ともペースアップ。畑中俊昭選手がギヤ比を直しPPを奪取。岡崎祐一選手も1ラウンド目より速くチェッカーを受けたが0.3秒及ばない。それでも初レースで2位からレースを始めることとなった。2ラウンド目、メカトラブルで出走できなくなった狩野和之選手が3番手。さらに良いポジションが狙えそうであったがそのままリタイヤ。残念・・・。そして高橋輝和選手が4番手。トップから4位までが2.5秒以内の大接戦となった。
決勝
第1ラウンド
PPからホールショットを決めた畑中俊昭選手がぐんぐんと後続を引き離すとそのままトップチェッカー。2番手には岡崎祐一選手、3番手は8番手からスタートした佐藤恒喜選手。ラウンドベストを記録しながら追い上げてきた。しかし、畑中俊昭選手は13周にとどまったため、まだまだ逆転優勝の可能性はある。
第2ラウンド
またしてもホールショットを決めた畑中俊昭選手。しかし2番手、岡崎祐一選手が1周待たずにリタイヤしてしまったことで高橋輝和選手がトップに急接近。2周目に19秒フラットに近いタイムを出しあっさりトップに。その後は一人旅。ただ一人14周し優勝を決める。次戦からは180gのウエイトとなる。2番手には2ラウンドでタイム更新できなかった畑中俊昭選手。予選でのミスが結局レース結果に響いてしまった佐藤恒喜選手は2ラウンド目にタイム更新するも届かず、3位となった。

ORCクラス
予選
ORCクラスには6名がエントリー。岡崎祐一選手はORCクラスにも初参加する。ただ一人異次元の速さを見せる中鉢和良選手。全車を2ラップしてPPを決める。2位争いは混沌としている。高橋輝和選手、内井文彦選手、畑中俊昭選手によるポジション争奪戦は1分過ぎに高橋輝和選手が2番手に浮上するとそのままゴール。3番手には内井文彦選手、4番手畑中俊昭選手となった。岡崎祐一選手はコントロールタイヤに車をアジャストせずに予選を走ったため苦戦。5位からのスタートとなった。
決勝
第1ラウンド
スタートから他を寄せ付ける理由を探すのも難しいほどのペースを維持し中鉢和良選手がポールtoフィニッシュ。優勝に大手を掛ける。2位争いは3分経過まで2位を走っていた畑中俊昭選手がマシントラブルでストップ。3位の内井文彦選手が交わし、そのままゴール。3位には高橋輝和選手が入った。
第2ラウンド
中鉢和良選手は攻めの姿勢を緩めない。自らの持つベストラップとベスト周回数を更新し優勝を決めた。第1ラウンドの雪辱を晴らすべく攻めた走りの畑中俊昭選手が2分過ぎに2位に上がると後続をラップし2位ゴール。1ラウンドの内井文彦選手の記録も抜いた。3位には健闘を見せた内井文彦選手。マシンのセッティングも上々のようで次戦での活躍も期待できそうだ。
あまりの中鉢和良選手の速さに、堪らずウエイトハンディ導入(笑)次戦、中鉢和良選手は+60gのウェイトを積んでもらうこととした。

23tクラス
予選
23tクラスには8名がエントリー。小野寺智拡選手が初参加。ここまでシリーズポイントトップの伊藤雄二選手がやはり速い。最後尾からのスタートなのだが5分を経過したときには一番前にいた。ラップタイムもただ一人20秒台に入れている。2位争いは米木宏聡選手と小野寺智拡選手。オープニングラップのタイム差がそのまま影響したようで1秒差で米木宏聡選手が2位、小野寺智拡選手が3位となった。
決勝
第1ラウンド
小野寺智拡選手はマシントラブルで未出走。第2ラウンドに賭ける。1位、2位には混乱が無く抜群のスピードと安定感で伊藤雄二選手が優勝に大手。2位にはミスの少ない走りで着実に周回を重ねた米木宏聡選手が。3番手は7番グリッドからの好スタートを決めた斉木力選手が入った。
第2ラウンド
伊藤雄二選手の走りは破綻することなく25周に0.05秒届かないまでも全車をラップし優勝を決める。2位も一度もポジションを明け渡すことなく米木宏聡選手が決めた。3位争いは白熱。小野寺智拡選手がオープニングラップで順位を落としてしまうが、2周に1台ずつ抜き去る好走。残り2分半で3位に立つと2位にあと2秒まで迫るが、ここでタイムアップ。3位となる。

GPクラス
予選
7名がエントリー。先日の京商カップ東北ブロック大会でGPツーリングに目覚めた伊藤雄二選手が初参戦。23tとのwエントリなのでピット作業にレースに忙しそうにしていた。走りはというと恐ろしいほどのペース。前人未到のGPクラス初19秒台に入れてきた。タイヤはスポンジだが、限られたセッティングパーツでの走行なので末恐ろしい。予選は2ラウンドとも伊藤雄二選手のみ15周を刻みPP獲得。2番手は中鉢和良選手、3番手に前節優勝の伊藤吉広選手となったが、4位の狩野和之選手まで14周台であり、決勝の行方は分からない。
決勝
20分のレースのGPツーリングに求められるのは強靭な精神力、プラス耐久性に富む車作りではないだろうか。PPの伊藤雄二選手はスタートの1コーナーでまさかのエンスト。再スタートをきるもまたエンスト。GPクラスデビューはほろ苦いものとなった。代わってトップに立ったのは伊藤吉広選手。伊藤吉広選手は速いのだが5分給油というハンディをもつ。この隙を窺っているのがコンスタントにラップを刻む狩野和之選手であった。伊藤吉広選手の3回目の給油のタイミングでとうとうトップに立つもバックマーカー処理で手間取っている間に追いつかれ、抜き返されてしまう。最後の給油は伊藤吉広選手、狩野和之選手が同時にピットイン。あわよくばピット作業で再逆転といきたいところインとアウト、ほぼ同間隔でのコース復帰。最後の5分間は2〜5秒の間隔でレースは進む。しかし残り2分といったところから狩野和之選手にミス連発。伊藤吉広選手が逃げ切って2連勝となった。3位にはマシンの不調も我慢の走りでしのいだ中鉢和良選手が入った。

各クラストップ賞 ゼノンレーシングホイル/京商ホイル

抽選会
ライド社製およびプロトフォーム社製ボディ各種
各社タイヤ
モールドインナー
塗装スプレー、パーツクリーナー 他 多数。


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