2007京商カップ 東北ブロック大会
2007/8/26
天候:晴れのち時々小雨
気温:28℃

京商カップ東北ブロック大会参加の皆様大変お疲れ様でした。
参加チームが少なめで残念でしたが、無事事故もなく終了してほっとしています。
下のリンクに大会スタッフに「それ持って行っていいよ」って言われたレース結果を
参加者を代表してpdf化したのでご覧になってください。

で、出来ればORCのレースにも参加してもらえると嬉しいです。
ORCサーキットの常連さんが今大回のコースレコードを記録してます。
ゴムタイヤでGPツーリングするならとても楽しいコースになってますよ!

大会スケジュール
参加チーム一覧

Sクラス予選
Sクラス準決勝Sクラス決勝
Rクラス予選
Rクラス準決勝Rクラス決勝


Sクラス決勝Aメインチャート


Rクラス決勝Aメインチャート

今年もORCとして京商カップの東北ブロック大会に出場した。今年の開催地は岩手県のほぼ中央にある「けんじワールド」の駐車場。参加チームはSクラス13チーム、Rクラス11チームとかなり少ない。代表権は各クラス2チームとなる。
去年はRクラスで散々な結果しか残せず非常に悔しい思いをし、今年のORCサーキットレイアウトを京商カップの特設コース並みに細かく変更したという経緯がある。
クラスを身の丈にあわせてSクラスに変更し、ORCサーキットでS3のセッティングに精を出したおかげもあってか、今年は決勝に残ることが出来た。

コースレイアウトは正方形。

京商カップ特有の縦のラインを多用したレイアウト。1周120mほどか?第1コーナーを抜けると180度ターンを3回行う。いかに第2コーナーを失速せずコンパクトに回れるかがタイムを出すポイントになった。ここにオーバースピードで突っ込み外側に膨らむと第3コーナー、第4コーナーと苦しいラインをとることになる。中央の第5コーナーはバンピーでコースのほぼ真ん中に進行方向に平行して溝があり車の挙動を乱すので、なるべく内側を通るようにした。向かって右側の攻めどころは7コーナー。コントロールライン前のシケインに理想のラインで入るために若干奥にクリップをとった。このコースでブレーキを必要としたのは第2コーナーのみ(Sクラス)でSクラスのベストラップは13.89(ms-marine)。Rクラスは13.64(スワンレイクA)であった。

Sクラス練習走行(10分)
ORCチーム(エントリー名はオニコウベRC)は2組目の出走順。ほぼ同じセッティングにした2台の車にタイヤは35Vに絞ってインナー別のタイヤを履いて評価を行った。片方は進入巻き。もう片方はドアンダー。タイム的には14秒台後半で進入巻きの方が出ておりこちらを選択してセッティングでカバーすることにした。第1ドライバーが6分。第2ドライバーが2分ほど走行した。
まだ路面が出来上がっていない状態であるがms−marineが14秒台前半を出しておりかなりタイヤがあたっているようだ。

車検
S3KCedで挑んでいるORCチームだがクラッシュ時のトラブルを嫌いアッパーデッキ上に受信機を配している。そのため給油時燃料がかからないよう、受信機ケースを加工して取り付けてあった。一旦、車検はパスしたのだが気になったので質問したところ加工品は自作パーツとみなすのでNGとのこと。聞いて良かったと思った。パドックに戻りその部分を修正したがその方法がまずく、後にトラブルを引き起こす。

Sクラス予選第1ヒート(5分)
2組目でスタートする。第1ドライバーが快調に飛ばし組のトップで走行するが壁にヒットした際に受信機の電源コネクターが外れてしまう。先ほどの車検後に変更した部分であった。結局、トラブルの解決に約1分かかり13周にとどまる。車の感触は非常に良かったので悔いが残る。当然、1ヒートを終えて単独ビリ。

Sクラス予選第2ヒート(5分)
第2ドライバーに運命を託し期待のスタート!1周目を4位で通過しココから巻き返しとばかりに果敢に攻める第2ドライバー。2周目のコントロールライン前のシケインに引っ掛け左前足を骨折してしまう。決勝シードは諦めコースの特徴を掴もうと応急処置を施しコースに復帰するもまともに走らせることが出来ない状態のため、そこで終了。
準決勝を最下位からスタートすることとなった。
パドックに戻り足の交換、およびアライメント調整を行う。

Sクラス準決勝(15分)
第1ドライバーからスタート。完璧なタイミングで車を出すことに成功し4番手くらいで第1コーナーを回り他車を気にしてイン側に車を寄せ早めのブレーキングでコンパクトに第2コーナーのインべたにくっつくことに成功。他車は第2コーナーのブレーキング競争で高いスピードからのブレーキングのためか立ち上がりでORCチームに置いて行かれる。この周をトップで周回するとトップ争いはORCとms-marineで繰り広げられる。先行するORCの後方1秒から2秒後をms-marineが走行する。マイペースで走行しているうちに実況がms-marineのエンストを伝えている。これで楽になった第1ドライバーは後続を全車2ラップして給油のタイミングを迎えた。ここで第2ドライバーに交代。十分なマージンがあるので攻めないでよう操作台下から叫ぶが聞こえてないのか、かなり攻めてる。すると残り2分、第2ドライバーにとっての鬼門、コントロールライン前のシケインに引っ掛けてしまう。このクラッシュでマニホールドを曲げ、マフラージョイントを破損してしまった。時間内に直すことは不可能でリタイヤとした。が、その時点で4位を走行中のチームとは180秒差があったため、当確。結果準決勝2位で勝ち上がった。
Rクラスの準決勝中にマニを交換する必要があるため、作業は大忙し。タイヤも作っていなかったため急遽作ることに。この準備不足で決勝で泣く・・・・

Sクラス準決勝(30分)
9番グリッドから第1ドライバーでスタート。エンジンの始動は4回のリコイルで成功。トップはすでに第3コーナーに差し掛かっているのが見えた。前をms-marineが走っていた。ポシンションは5位くらいか?2周目。おや?なんか2速に入らないんですが・・・・・。今にして思うと準決勝で付けていたのはSPマニで取り替えたのは純正のマニ。しかも全長が長いから無加工だとTSマフラーの中にすっぽり入っちゃう。それで余計に背圧が掛ってエンジンの出力が高回転側で不足していた?良く分からんがとにかくレース中1度も2速に入ることが無かった。。それでもその周ms-marineをロックオン。しかし無理に仕掛けてしまい共にラインを外してしまう。自ら反省したORCチームはコーナーを大回りしポジションを譲り再び仕掛けるチャンスを窺った。3周目に第1コーナーでクラッシュした3位の車をパスし共にポジションを上げる。4周目ついにms-marineをパス。3位にあがるとすぐに2位も射程距離に。労せず2位をパスし、さぁトップを追うぞっ!と気合を入れたら、あれ?なんか車の動きがおかしい。。。。いやな感じで巻くんですけど。。。。。。。。だまだまし走っているうちにポジションを落とし状況判断のためピットイン。予感は当たり、タイヤの接着面のはがれと判明。接着剤をパドックから持ってくる間ただ待っているのもバカくさいので、とりあえず車をコースに戻す。もうまともに走らない。ブレーキを掛ければスピンモード。カウンターをあててもオツリが収まらない。他車の迷惑を顧みず申し訳ないことをしたなぁと反省しています。その状態で3周したところでピットインして修理作業。1分ほどでピットアウト出来てほっとしていたら、全然くっついてないし!症状は悪化してインナーがタイヤの外にはみ出しちゃってるから!!バイブレーションが激しくてストレートもまっすぐ走りませんよ、これ。Tカーに付いていたタイヤを外して交換。って何でTカーに換えなかったんでしょうね(笑)いや、時間に余裕が無くてTカーはセッティングをアジァストしてなかったんですよ。って言い訳。バンドすら合わせてないし(汗)。タイヤ替えたらすごく調子いい(←当たり前か)14秒台をコンスタントに刻めるじゃないですか。でも順位はダントツのビリ。調子乗っていたら第5コーナーのギャップに足をすくわれフェンスに軽く接触。あれ?ステアリング動きません。・・・。サーボのリンケージ外れてました。。。直してる内に15分経過。ここでドライバーチェンジ。最初は良かったんだけどわずかにまたタイヤの接着面が履かれてるらしく、徐々にペースダウン。さらには脱臼癖の付いたボールエンドが外れてしまう。残り5分。第3ドライバーと交代。来年に向けて経験を積んでもらうことにした。
結果、そのままゴール。ORCチームは10位に終わった。

表彰式&抽選会
10位の認定書をもらった。
抽選では去年に引き続きカナイフュエルをもらった。

今年の教訓。
Tカーはセットをコピーしておく。
タイヤは事前に組んでおく。


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